FANTIC XE300

ヤマハYZのフレーム・KYBのサスペンションYZパーツを流用しつつ新しいクランクケースや電子制御の排気バルブ、そしてインジェクション!待望のセルモーター!! トラクションコントロールといわば理想系のYZ進化バージョン。エンジンも300CCと余裕のトルクとパワー! あと気になるのが、メディアさんのインプレッションで良く聞くバランサーの無いエンジンなのに振動が少なく疲れない!?と言う不思議。 👈 ベアリングや構成パーツの組み合わせで振動を抑えたこだわり。 消耗パーツの多くはヤマハ製品が使われておりメンテナンス費用も助かりますね。
誰もが「一度は乗ってみたい! そんな夢の様なマシーンです!」
ファンティック XE 300 は、イタリアのメーカーであるファンティックが製造する高性能なオフロードバイクです。2024年モデルとして登場し、エンデューロレースでの使用を強く意識した設計となっています。


主な特徴:
- エンジン: 292.9cc 水冷2ストローク単気筒エンジンを搭載しています。このエンジンは、ファンティックが2020年にヤマハから買収したモトーリ・ミナレッリによって開発されました。ツインインジェクターによる電子制御燃料噴射を採用し、最新の排ガス規制であるユーロ5+に適合しています。また、電子制御エキゾーストバルブを備え、幅広い回転域でパワフルかつ扱いやすいトルク特性を発揮します。
- フレーム: ヤマハのモトクロスレーサーYZ250をベースとしたアルミ製セミダブルクレードルフレームを採用しています。これにより、高い剛性と軽量化を両立し、優れたハンドリング性能に貢献しています。
- サスペンション: フロントにはKYB製のφ48mm倒立フォーク(フルアジャスタブル、トラベル量300mm)、リアにはKYB製モノショック(フルアジャスタブル、トラベル量315mm)を装備。本格的なオフロード走行に対応する高い吸収性と路面追従性を備えています。
- ブレーキ: フロントにφ270mm、リアにφ240mmの油圧式ディスクブレーキを採用。ニッシン製のキャリパーと組み合わせることで、強力でコントローラブルな制動力を発揮します。
- クラッチ: 油圧制御式の湿式多板クラッチを採用。STM製のアクチュエーターとブレンボ製のポンプにより、軽い操作感とダイレクトな繋がりを実現しています。
- 電子制御: 10段階調整が可能なトラクションコントロールや、ハード/ソフトの2つの走行モードを選択できるマッピングスイッチを装備。さまざまな路面状況やライダーの好みに合わせたセッティングが可能です。
- その他: セルスターター、分離給油システム、LEDヘッドライト、リチウムイオンバッテリーなどを標準装備。オプションでクローズドコース用のECUキットも用意されています。燃料タンク容量は9リットル、車両重量は107kg(ガソリンを除く)です。
ファンティック XE 300 は、その高性能なエンジンと足回り、最新の電子制御システムにより、エンデューロレースはもちろん、本格的なオフロード走行を楽しむライダーにとって魅力的な一台と言えるでしょう。日本国内でも2024年1月から予約受付が開始されています。




