2016年日高2DAYS・ENDURO レポート
慌ただしい日常に戻りすっかり日高大会の出来事も
過去になってしまいしたが何度行っても新しい発見と
自分の未熟さを教えてくれる素晴らしいレース。
まだまだ鮮明に覚えております。
まとまりのないレポートなので申しわけないですが
暇な人は読んでね。
私が日高EDを説明するまでもないですが
一周60KM~100KMの公道を含んだ林道・
牧草地・ウッズ・ゲレンデ・川渡りなど
広大な大自然を贅沢に2日間走るオフロードレース。
30年以上の歴史を持つ日本のオフローダーの憧れ。
私てんちょも90年代に出場してから10年以上
空きましたが北海道にすっかり虜になっております。
ここ数年はJEC全日本エンデューロ選手権シリーズの
第3・4戦に組み込まれる北海道大会になっていますね。
今年も異常気象で台風の被害があった北海道。
日高町も決して無事ではありませんでした。
困難なコースの復旧作業ももちろん
被災された住人の方々のお気持ちを考えると
開催す事自体、難しい問題であったと思います。
そんな日高を走れる訳ですから
スタートラインに並ぶ前には
すでに走れる喜びが込み上げ胸が熱くなりました。
レースに参加すると目の当たりにするのは
日高ライダーズクラブの皆様・集計・運営スタッフ
交通整理の方・自衛隊員・実に多くの人が
関わって開催されていることが実感できます。
ここまで大規模なEDレースは他に無いでしょう。
そんな魅力的な日高町に全国からライダーが
集まってくるのもうなずけます。
関西から遠征して良かったなとしみじみ感謝しました。
昨年はライダーが揃わずチーム関西活動は
お休みをしておりました。
しかし今年は!13名を超える参加者と共に
帰ってきましたよ~。
ーーチーム 関西メンバーちょっと紹介ーー
●RT168所属 IA谷崎さん。
チーム関西を支えるIAライダー!
●シルバラードの上田店長。結果を残しIB昇格射程圏内
日高でも熱い走を!
●萩原さん上田店長は師匠!?ライバル!?
初めての日高で師匠超えを狙う!
●プラザ阪下のロッカーズ・モンドモト所属の坂本さん。
ポイント獲得と上位を目指す!
●昨年単独で日高参戦の北村さん。
昨年の厳しい日高を経験。完走を目指す!
●ジェリーズ所属の吉俣さん・ツアーの山下さん。
初参加!日高を走りつくす!
●関西のレジェンド二杉さん。
飛ばすことも難所も得意!夕張以来の参加!
●ティスの細見くん。今回ルートでぶっ飛んだ(笑)
若さあふれるさすらい?ライダー今度はいずこへ!?
●当店から2回目・日高EDチャレンジの浅浦さん
6年程前に参加し完走は叶わず。
満を持してリベンジの日高です!
●ニュートン若手代表・川口くんオフロード初めて1年半で
日高に来ちゃいました。
お客さんの注目を背負いWR250Rで参加です(笑)
●同業者の静間さん!ご夫婦で北海道旅行も兼て参加。
てんちょと同じWR250Rで参加。
関西で経験豊富なライダー完走を目指す!
●日高に行く少し前に知り合いになったアスリート杉村さん
オフ経験は少ないらしい?コースが荒れるほど楽しんでいました。
ハスクテントに拉致(笑)
●オフバイクが2回目。友人Mさんにほぼだまされた感が・・(笑)。
KTMも2回目の谷川さん。
チーム関西としての活動もすっかり定番となり
皆様にメリットを感じて少しでもお役に立ていれば
こんな嬉しいことはありません。
飛行機で参戦が4名。
少ない予算と日数で参戦が今回も可能になりました。
チーム・ライダーの垣根関係なしで搬送や備品の貸し出し等
お手伝いいただいた皆様に感謝します。
かなり前置き説明が長くなりました。
肝心なレースレポートはしりすぼみになるかも?
私の挑戦は今回はEDレーサーでは無く
一般市販車両での完走を目指す!
ファンティックTF250ESはあえて今回は封印。
初めは「XR250」での参戦を考え長い間放置していた
車両を地元のレースで実験走行。結果は上々。
しかし難所での走破能力を考えると車体と自分自身の
運転技術では日数を考えると間に合わず断念。
「WR250R」も色んな課題が残っていましたが
完走のイメージがハッキリと見えたので直前で
バイク変更となりました。
何といっても当店で現在一番オーナー様が多い
愛されているバイク。
そんなバイクで走る事は重要な理由です!
健二さんがWR250Rで総合優勝したバイクなので
大丈夫!って言いますが(笑)。
日本一のライダーやからね・・。
実際は普通の人間がトレールで完走ができるのか?
興味がある所ですね。
数十人?のWR250R当店のライダーの希望の星です(笑)
「おれも!行けるかも!」っと思っていただければ本望です。
出発は9月14日(水)夕方。
飛行機組の積み込みを済ませ舞鶴港へ。
兵庫のレジェンドライダーは何と!1日出発を間違っていて
危うく間に合わなかたかも・・。初めから波乱の幕開けです。
船は深夜に出航。
去年は私の資格試験の為、お休みしたため久々の船の旅。
日高に向かう沢山の仲間との船内での充実した楽しい時間は
格別です。
この徐々にテンションが上がって行くのがイイですね。
これから始まるレースに思いをはせ?飲んだくれ(笑)
9月15日(木) PM9時頃に小樽到着。
周りの店はいつもの様に閉店準備・・・
そんな中、すし三昧を発見!
北海道の海の幸を堪能し明日への英気を養いました。
9月16日(金) 会場到着。
大所帯のチーム関西をJECの中西さん他、
スタッフの皆様に温かく迎えて頂き
無事に手際良くテント村を設営。
飛行機組もその後到着。
昼ごはん後コース図を片手に不安を抱えつつ。
勝負ポイントの杉原EDテストへ下見へ向かいます。
60KMのコースは一日で下見は不可能。
難易度の高いルート区間も下見をしたい所。
勝負が決まるタイム計測が行われるテストを下見する事は
順位やポイントを狙うライダーにとっては重要です。
日高荘から見える目の前のゲレンデと杉原EDテスト2か所です。
初めて走るライダーにとってインパクトのある川渡。
ヤチと言われる湿地帯。深い轍。どこをとっても未知の世界。
日高初挑戦のライダーの様子を見ると喜びと不安が入交。
観察すると面白い。
其々の目線と経験・センスであーだ、こーだと
下見は楽しく勉強になります。
1周目はテスト区間はタイムは図らず下見扱いですが
知っていると知っていないとでは大違い
ハマっては絶対ダメな深いワダチやコース内で
近道になるラインをしっかりと下見。
見えない斜めの木の根・小さな倒木。滑る路面。
川から登る所も渋滞がもし発生した場合などの迂回ライン。
とにかくレース時に想定される事を考え走っているときの
イメージを膨らませます。
コース図には難易度がⅠ~Ⅳまでふられており参考にします。
町牧など名物の難所も行きたいけど・・・。
お楽しみにしておきます(笑)
ここで経験者の私は少し有利ですね。
広いコースのすべては覚えられませんが全体像は
つかめるようになりました。苦節4回目の特権です。
ライダー同志不安をあおり?無事・下見完了
この日は天気も良く明日からの日高の変貌する姿を
知る由もない(笑)
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