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初心者9か月!?聖地「日高2DAYSエンデューロ」に挑む!参戦記!

2026 10/06
オフロード部
2026年10月6日
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【投稿1:プロローグ・自己紹介】

日高2DAYSエンデューロ(H.T.D.E.)に行ってきました 北海道・日高で開催された「日高2DAYSエンデューロ(H.T.D.E.)」に参加してきました。日高に行くのは、今回が初めてです。 出発前から楽しみではあったものの、正直なところ、「自分のレベルで本当に大丈夫なんやろか?」という心配がかなりありました。 実際に走ってみると、レースの面白さだけではなく、「日高」そのものにすっかり魅了されてしまいました。自分一人での参加はきっと不可能でしたが、ニュートンで準備から乗り方から手取り足取り教えていただき、とても貴重な体験をさせていただきました。 そんな遠征の様子をレポートします。

まずは自分のレベルについて 最初に言っておくと、私はオフロードバイクの初心者です。 普段、座り仕事で運動もしていない、ややメタボ、45歳の中年男性です。 本格的によく乗るようになったのは、この9ヶ月ほど。それまでは、数年前に買ったWR250Rで、たまーに街乗りする程度。走行距離も一年間にだいたい500㎞くらいでした。昨年、プラザ阪下で開催されていたニュートンのスクールが楽しく、それ以来CRF125Fで月に1~2回程度、阪下などに行っています。 今年の夏前くらいに、何の気なしに店長に、「日高、ちょっと行ってみたいです…」と話してみたところからはじまりました。 (店長は、下手くそすぎる私の戯言に、たぶんちょっと引いてはりました) H.T.D.E.は北海道の日高で開催される、格式高い2日間のエンデューロレース。色んな話を耳にします。 出発前は、「途中で帰ってこられなくなったらどうしよう」 「道に迷ったらどうしよう」 「越えられない難所がひとつあれば、北海道まで行ってもそこでリタイアになる…」など、いろいろ心配していましたが、実際はほとんどが杞憂に終わりました。

【投稿2:フェリー移動・遠征の始まり】

北海道までの移動も楽しみの一部 今回の北海道遠征は、基本的に飛行機やフェリーに分かれて現地集合です。 複数人での相乗りなども含めて、遠征そのものがちょっとしたイベントです。 そして、個人的にかなり楽しかったのがフェリーです。合わせなかったとしても、日程の問題から、勝手にほとんど同じ便のフェリーにみんな集まることになります。 バイクを積んで(自走や誰かとの相乗りもアリ!)、船に乗って、北海道へ向かう。 これだけでちょっとした冒険感があります。 今回利用したのは往復ともに新日本海フェリーの“敦賀↔苫小牧東”の航路で、福井県の敦賀港を深夜に出発し、翌日の夜に北海道の苫小牧に到着します。その間なんと約20時間半。 普段の生活や移動とは、まったく違う感覚の時間が流れます。なにしろ出発の準備をして大阪から敦賀に移動し、夜中に乗船した船で日の出を迎え、その太陽が沈んで夜になり、晩ご飯を食べてもまだ到着しません。 船内ではWi-Fiを利用できるサービスなどもありますが、私は利用せずにスマホもずっと圏外のまま過ごしてみることにしました。 ただ食事をしたり、風呂に入ったり…。デッキでは参戦するバイク好きが集まって、あちこちで宴が始まります。ニュートンの席では、参戦するバイク準備にまつわるバイク談義や、長期海外遠征レースのお話、底抜けに明るく楽しい経験談など、すごい人たちが集まって時間を持て余しているからこそ、他ではなかなか聞けないような、生きたお話を、直接たくさん聞かせてもらうことができました。 いろいろと不安もあったのですが「まだレースは始まってないのに、もう楽しすぎる!」という感じです。 フェリーの移動は退屈で飽きるだろうと思い、読む本など用意していましたが、到着まで開く間もなく、振り返ると遠征を通しても最高に楽しい時間のひとつでした。 フェリー内の「海原を眺めつつ、進む船の風にあたりながら入れる露天風呂」も最高に気持ちよかったです。

【投稿3:現地到着・会場の雰囲気】

ビッグタンクマガジンでおなじみの春木さんと

記念写真

時を越えて30年ぶりに近い再会。 

実は島津選手の父親はHTDE初代オンタイム制になった年の総合2位のレジェンドライダー!      日高エンデユーロ組織代表の神保さんと記念写真親から子へ。伝統は受け継がれています。

👆 ニュートン てんちょも30年前からお世話になってる北海道の恩師「黒田さん」と再会!

日高に着いてみると…… 現地に着いてまず不思議に感じたことは、はじめての自分にはそこにいる人たち全員が仲間同士さんのように見えたことです。 あちこちで再会を喜ぶ人たちの声が耳に入ってきます。 「久しぶり!」 「今年も来れたん?おめでとう!」 「あの人どうしてる?そこに来てるよ!」 「今年はあの人が開催の準備をだいぶ頑張ったらしい」 そんな会話があちこちで自然にどんどん始まります。 我らがニュートンの店長も、30年くらい前の日高から参戦し続けている大ベテランです。レースの準備をしている間からもひっきりなしに、全国から集まってきている仲間のような選手やスタッフさんたちと、それぞれいろんな方言の言葉が飛び交います。再会や互いの元気な姿を喜びあっている姿が、まぶしいように感じました。

到着後、お昼の車検開始と同時にパルクフェルメへ、今年はメンバー全員は一発合格(*^-^*)

【投稿4:レーススタート・オンタイム制】

バイクを預けた翌日は、いよいよレーススタート H.T.D.E.の大きな特徴が「オンタイム制」です。 単純に全部、ひたすら速く走ればいい、というレースではありません。 一般の車が行き交う公道も含め、林道がメインで、決められたルートを走り、決められた時間にチェックポイントを通過する。 基本的には、速すぎてもダメ、遅すぎてもダメ。 一日に走るコース全体のうちに約4~5カ所程度設定されているテスト区間では、全力で速く走ってタイムを計り、そのタイムを競います。 「速く走る」だけではなく、「時間を合わせながら長距離を走る」こともとても大切な競技です。 これが実際にやってみるとなかなか難しいです。 今回私は、制限時間を大幅に超過して失格になりましたが、完全に日が落ちる前になんとかルートを一周するタマイチすることができました。最初のほうこそ何分遅れだとか、オンタイムの時間を考えて走っていましたが、遅れているなかでもすでに計算ミスをしていると教えてもらえました。 走ることが精一杯になってしまうと、簡単なことも、ついよく分からなくなってしまいます。

【投稿5:コースの迫力・林道体験】

tsuka san の写真から川渡のシーンを頂きました。ありがとうございますm(__)m

とにかく林道が長い! 日高で一番驚いたのがこれです。林道が、とにかく長い。 「まだ林道?」 「やっと開けた林道に出た!」と思っても、また険しくなったり、急に視界が開けて一般の車も走る公道に出たりが、ずっと続きます。もちろん公道に出ても、すぐに次の林道が用意されています。全然終わらないです。 ふつうなら、林道は移動路が長く、短い気持ちの良い楽しい区間を楽しむ、もしくは見つけた難しいセクションで繰り返し遊ぶ。「林道に行く」というと、そんな割合の遊びのようなイメージをもっています。 「こんなに走って来たから、そろそろ終わりかな?」と思うところから、さらにもっとずーっと何十キロも走る。北海道のスケール、恐るべしです。 しかも、ただ長いだけではありません。 高速度で気持ちよく走れる区間、路面が荒れている区間、細かいアップダウンが続く区間、細い箇所、根っこ、笹、沢、小さな坂など、景色はもちろん、いろいろな状況が次々と現れます。季節がとてもよく、走っている時の気温は快適でした。

過去日高を走ったてんちょのYouTubeでコースの雰囲気を参考にしてくださいね~

CRF250L 日高2DYASエンデューロ 2024 OPEN-Aで挑戦 VOL1

【投稿6:走ってみたリアルな感想・挑戦】

📸 おすすめ写真: 泥だらけのバイクやウエア、コース上の難所セクション

「準備すればたぶん誰でも走れる。でも完走するのは大変」 日高のコースを走ってみて感じたのは、「ルート上の難所そのものは、初心者の自分にも、思っていたほどは恐ろしくない」ということです。 もちろん全部が簡単ではありません。 でも、特殊な技術がないと通れない、という感じではありませんでした。 “ニュートンの日高スペシャルスクール”で習ったのですが、まずは通るべきコースの範囲のなかで、簡単にクリアできるラインを見つける「目」を養うことが重要なようです。 テクニックがあれば、タイムを縮められるラインなどもあるらしいのですが、初心者の私は「とにかくそのルートを通り抜けられること」だけを考えていました。 ただ、問題はその距離。一番下の私が参加したクラスでも、1日に林道を中心に100キロ以上は優に走ります。 「難しいながらも、かろうじて通過できる」というようなポイントがたくさん用意されています。それを何十キロ、何百キロという距離で、クタクタになりながら続ける。さらに本来は、オンタイムで時間を合わせながら走る。 これがとても大変そうだと思いました。 自分が「ここだけなら走れる」または、「全部の箇所を走破できる」ようになるのと、 「日高を2日間、オンタイムで完走できるようになる」の間には、まだまだ大きな差があると感じました。 今年は2日間のうち、1日目が雨で2日目は晴れのお天気でした。 あいにく私は1日目で体力を使い果たしてしまい、恥ずかしながら2日目を棄権しました。雨で滑る路面で倒したバイクを起こすのと、ぬかるんだ箇所からバイクを脱出させるのに、体力を使い切ってしまったのが原因です。 気温以外にも路面など、お天気によって走りやすさにも影響がありますが、「土がぬかるんだところも、うまく停止せずに通過できるようになること」が当面の自分のこれからの練習目標になりました。

【投稿7:安心のサポート・充実の現地環境】

道に迷う心配は? 実はこれを出発前にかなり心配していました。 北海道の山の中。レースに不慣れ。コーステープがない場所が多数。知らない場所。 「迷子になったらどうしよう…」「熊に会ったら、死んだふりか後ずさり…」 とか悩んでいたのですが、実際にはその心配もほとんどありませんでした。 ルートの案内やマーキングが本当にしっかりしていて、スタッフの皆さんも親切です。脇道や分岐のない林道が数分続き、「ここでほんまに合ってるんかな?」と思うような場面でも、不思議と気になるそのタイミングで「この道で正解」の表示が登場し、安心できるように整備されています。 感覚的には車などカーナビで走るときの案内よりも親切で見やすい矢印が、実際の道にずっと貼り付けてあるので迷う心配はあんまりしなくて良かったんだなと思います。 また、分岐点の要所には期間中ずっとスタッフさんがいてくださり、大きな手振りや声かけで案内してくれます。チェックポイントの皆さんなどを含めた対応もとても親切で、その場所にたどり着いた安心感とともに、とてもありがたいものでした。

トイレがきれい! 関係なさそうですが、普段からお腹の弱い自分には、大事なポイントです。 日高の会場ではパドック周辺はもちろん、コース上にまでもトイレがあちこちに用意されています。そして、どれもちゃんとキレイです。 山の中の長距離イベントということを考えると、これはかなりありがたいです。 今回走っているときに利用することはありませんでしたが、コースの下見のときなど、実際に利用させていただきました。 山の中を走るときに「キレイなトイレが準備されている」という安心感はとても大きかったです。本来はスタッフさんの利用が主かもしれませんが、こういうところもありがたく感じました。

コンビニも近い 開催地は、日高町のスキー場。 「北海道の山の中」というイメージから、周囲何キロとか、周りにはなーんにもない場所を想像していましたが、必要なものは意外と手に入ります。 パドックから車で3分くらい?のところに、道の駅に併設されたコンビニがあります。忘れ物をしても、大抵は何とかなると思います。しかもコンビニは北海道のセイコーマートなので、おいしいものがたくさんです。 今後も遠征を考えるうえでも、かなりの安心材料です。 また、パドック前がホテルで、肌がツルツルになる温泉の日帰り入浴もできます。 何もないところでキャンプするような不便さは、なんにも無いように思いました。

【投稿8:ニュートンテントの賑わいと、走る意味】

ニュートンのテントが楽しい パドックで、車両の整備などをするのに常設される、ニュートンのテント。 レース前から寝る直前までいつも誰かが入れ替わり立ち替わりで居て、参戦する車両の検査のことや、走りかたの話をしたり、互いにチェックしたり、やっぱりバイクの話をしたり、みつけた景色の話をしたり、その日に会った人と話をしたり。 その日のレースが終わってからも、みんなで「あそこキツかった」「あそこでやられたわ」なんて話をしている時間がこの上なく楽しいです。

そもそも、何のためにオフロードバイクに乗るのか? 今回、日高を走っていて、ふと考えました。(長すぎて考え事がはかどります) 「そもそも、自分は何がしたくてオフロードバイクに乗り始めたんだろう?」 オフロードバイクをはじめる楽しみ方は人によってもいろいろあると思います。 モトクロスみたいにジャンプにチャレンジしたり、コースで速くなってみたい。 自分のレベルで難しいセクションをクリアしたい。 トライアルのような、普通のバイクでは考えられないような動きをしてみたい。 ある程度走れるようになったら、エンデューロでレースに出て競いたい。 自然のなかにある本物の林道を走破してみたい。 バイクを景色や自然を感じる道具にして、林道をゆっくり楽しみたい…。 どれも、もっとたくさんある、オフロードバイクの魅力です。 こんな選択肢のなかから、乗り続けていくうちに、みんな知らず知らずのうちに自分がどの方向に力を入れたいのか、少しずつ定まっていくのだと思います。 自分もこれまで9ヶ月ほど、初心者なりですが、色んなところを走りました。 行く前は、「日高は長い林道と川渡り、北海道の大自然を感じられるそう…。でもそれって近場の林道と実際はどう違うの?」という気持ちも、なきにしもあらず…。 実際に走ってみて、日高には今まで考えていたものとは少し違う楽しさがあることに気づきました。

【投稿9:日高の魅力・競技の外側の“ぶあつさ”】

日高はたぶん、「競技の外側」が“ぶあつい” 言葉にするのが難しいのですが、日高で体験したのは、「ただ野山を駆ける」という、どこまでも純粋な楽しさでした。 川を渡る。林道をひたすら走る。山の向こうに広がる景色を見る。 折れそうな気持ちでほかの選手と助け合って、一緒にほっとする。 北海道の自然の中を、ただ無心になってバイクで走り続ける。 レース中も途中で出会った人と、短く話す。 スタッフの方に声をかけてもらう。ゴールして仲間と笑う。 そういう一つ一つを全力でやることの全部が、とても楽しいです。 レースなのに、楽しみの真ん中にあるものが“競技の外側”にあるような気がします。 速さだけでない。難所をクリアすることだけでない。順位だけでもない。 (同行したかたは、みなさんすごい成績を残しておられたので、あくまで私の感想です) だらだらと書いておいて説明に理屈もなにもなく、当たり前の漠然としたことで申し訳ないのですが、「最高の景色と自然を楽しみながら、シンプルにバイクで野山を駆け抜けること」そして、「人の温かさに触れること」たぶんそれが、自分が今回の日高で感じた「オフロードバイクの“ぶあつい”楽しさ」でした。 例え話が下手くそで申し訳ないのですが、私は普段ミッキーマウスを見ても、正直何の感情もわきません。でも何年も前にデートや友達と一緒にディズニーランドに行って楽しんだことは、今でも思い出す大切な思い出のひとつです。あくまで人それぞれですが、少なくとも自分はミッキーマウスの見学に行ったわけでもなく、なのになんだかその場にある全部を好きになってグッズを買い込んでしまうような、子供の頃に感じた“楽しい”の原点みたいな、そういう強烈な魅力が日高にも共通して存在しているように感じました。

【投稿10:特訓の成果・そして来年へ(エピローグ)】

吉川エンデユーロおじさんスクール!

広島テージャスランチ合宿

猪名川・浦ちゃんシゴキ(*^-^*)

お盆のお泊り林道ツーリング!

日高エンデユーロに必要なスキルを出来るだけ急ピッチに強引に仕上げましたwww

日高の特訓は効いたのか? 最初にも書きましたが、私は真面目にオフロードバイクに乗りはじめてから、だいたい9ヶ月くらいの45歳のおじさんです。 夏前から今回9月中旬の日高に向けて、準備や練習もしてきました。 と言ってもニュートンの日高スペシャルスクール頼みだったのですが、一様に「日高は大変らしい」と聞いていたので、店長が日高メニューを組んでくださり、事前に特訓をしてもらうことができました。 実際に走ってみて、やはりその効果をかなり感じました。 「もっと練習しとけばよかった!」と思う場面もあります。自分は半クラッチとか、坂道発進とか、やっぱり半クラッチとか…です。 実際の日高は、想像していたより長く、想像していたよりも疲れました。 でも、事前に練習していたからこそ、何とか一周、走り切れたと言い切れます。その結果にも、とても満足しています。 いろいろなコツ、乗る位置や、立つとこ座るとこ、走るラインのみきわめかた。 今振り返ると「事前練習のほうがハードやん」と思えるくらい、大変だった練習もありましたが、本当に私にぴったりのメニューを組んでいただきました。 日高対策のスペシャルスクール、ありがとうございました!

また日高に来たい 今回、初めてH.T.D.E.に参加してみて、「日高って、ただのレースじゃないんだな」というのが一番大きな感想でした。もちろんレースなので、速さを競います。タイムも順位もあります。 でも、それだけではない(しつこい)。 北海道までバイクを運び、仲間と集まり、広大な林道を走り、景色を楽しみ、スタッフの皆さんに支えてもらい、テントに戻ってまたみんなで話す。どうしても来年が楽しみになる。 その全部が「日高」というイベントなんだと思います。 初めてで偉そうですが、オフロードバイクに乗っているのなら、どなたも一度は走ってみてと勧めてみたくなる…。そんな気持ちになりました。 そして自分もまた日高に行きたいと思います。 今回お世話になった大会スタッフの皆さん、関係者の皆さん、一緒に走った皆さん、何よりニュートンとニュートンのすごいみなさま、本当にありがとうございました。 来年また、日高に行けるよう、準備をはじめます!

☝7時間かけて一周、タマイチを達成!!! おめでとうございます(*^-^*)

オフロード部
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